残された子供達に必要なもの

先日、ちょっとしたタイミングの遅れから
癌でわずか34歳で亡くなった有名人の方が
いた。

早いもので、あれからもう49日が経つ。。


未だに特効薬がなく早期発見しか生き残る
道がない不治の病。
でも、あの有名人一家だけに起こった不幸
ではない。同じような境遇、もっと辛い
境遇に会っている人が世間には大勢いる。

せめてもの救いは亡くなる直前、
顔はやつれてはいたものの綺麗なまま逝去
された事。

家族が喪があけない内に遊園地に行ったら

「道徳心を疑う・・・」

と非難がましいニュースになる。

なぜ?遊園地?
確かに自分にも思いがつかない行動だった。


だが、今のマスコミの報道のされ方にも首
をひねらざるを得ない。芸能人レポーター
とか、何にニュースバリューを見いだして
いる人達なのか、その存在意義すらわから
ない。。

自分たちの私見は取り除いて事実だけを
伝えればいいのに、と思うのだが、、

もっとこうすれば良い、普通こんな事を
しちゃいけない、常識を疑う、、etc

事の経緯まで十分に検証することもなく
自分達の正義感だけを公共の電波で振り
かざしてくる。。
いったい何を望んでいるのか。。?

子供を元気づけるためにTDLに連れていっ
た、、多分、特殊な環境に身を置く父親
ならではの苦し紛れの行動だったのだろう
が、、、
そんな事で幼い子供の心の傷が癒される
事はない。


私自身の経験からも良くわかる。
私も10歳の時、母親と死別した。
同じ癌(胃)という憎っくき病で。。


子供の心を癒やしてくれるもの、それは
新しい母親、または母親代わりの人が家族
に加わり親交を深めていくこと以外に方法
はない。

でもな、、

この人の場合、再婚でもしようものなら、、、
また地獄の釜の蓋を開けたような報道合戦
が始まるのだろうな。。
想像しただけでげんなりしてくる。。

報道の自由?
何でも報道すれば良いというものではない。


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