不要不急の外出

首都圏封鎖までギリギリの状況。
不要不急の外出は控えるように、という
話が頻繁に耳に入ってくる。

桜名所の道が閉鎖されたり、お花見所で
腰を下ろしての飲食が禁止されたり、、


だいたい、この時期、上野公園あたりでは、
騒がしい酔っ払いがたむろしていたが、
それがなくなった事はむしろ歓迎すべき事だ。

お花見の意味を勘違いしている輩が多すぎる。


日本のプロ管弦楽団に所属している団員の
方のツィートを目にした。

『公演が中止になった。
 我々は不要不急の存在なのか、、
 残念だ。
 このまま自粛が続くと廃業せざるを
 得ない。』

色々な生業を仕事としている方がいる。
生活に必要不可欠なもの以外を不要不急な物
として、すみわけてしまう考えも如何なもの
なんだろう。

晴れて自粛が解除された暁には何の
楽しみもない世の中になっているかも
知れない。



コンサートやイベントなど、
簡単に中止にはして欲しくない。
開催に向けてきっと打つ手は残されている
筈だ。

やむを得ないが、
ある年齢以上の方の入場を制限する、
入口で簡単な健康チェックを行う、
マスク着用を義務化、あるいは配布する、
座席シートは横方向に一席空けて座って
もらう、
そのために入場者数を管理、制限する。。

色々と手を尽くしても結果的に報われない
のかも知れない。
でも何もやらないで風評だけに流される
よりはマシなのではないか。


先日、職場の送別会が新宿の居酒屋で
行われた。前日だけで東京で40人もの
感染者が見付かった翌日である。

流石に躊躇する気持ちはあった。
やっぱり延期するべきか?、、

ところが閑散としているものと思いきや、
店の中は若い人で大入満員だった。


自粛疲れ、飽きた、大した菌ではない。
人それぞれだろう。
でもイタリアなどの状況を見る限り、
楽観視は禁物である。

できる範囲で気を付けていくしかない。

首都圏閉鎖になったら、三鷹に通勤する
のに、とてつもなく苦労することになる。
在宅勤務が不可能な職種だから仕方ない。
天下のNTT御大をもってしても無理なものは
無理なのだ。


長期戦になりそうだ。でも
一日でも早く、収束の兆しが見えるような
明るい話題が聞こえてくる日を待ち望んで
いる。

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