素晴らしき現代の音楽家2

この方の音楽とも長い付き合いである。

22歳の頃に出逢ったPatMetheny。
ジャズ/フュージョンのギタリスト。


個人的な偏見から、かも知れないがフュー
ジョン音楽という呼び名が好きではない。
どこか中身が無い薄っぺらさを感じてしま
う。

methenyのアルバムはその音楽のジャンル
を超越した所に存在していると思ってる。
4、5つの楽章からひとつの曲が構成されて
いる交響曲のように、ひとつのアルバムを
通して聴く事で曲と曲の繋がりとアルバム
の中で形作ろうとしているものを感じる事
ができる。

単曲になるがYouTubeにupされている
methenyの素晴らしい音源をいくつか。


methenyの初期の頃のソロアルバムから。
西ドイツのECMというレコード会社のコンセ
プトが大好きだった。

「むかしむかし、…」

曲のタイトル通り、6分30秒過ぎに空から
無邪気な顔をした天使達が笑いながら
下りてきます。


methenyの反戦の音楽。これまでの中で一番
思慮深い趣を湛えた曲だと思う。初めて聴く
方には逆にとっつきにくいかも知れない。

公園から聞こえてくる子供達の無邪気な遊
び声が織り込まれたこの曲を、戦場にいる
お父さん達はどんな気持ちで聴いたのだろう
か。。


この動画の風景に良く合う時期になってき
た。こんな風景の場所を窓全開でドライブ
できたら気持ち良いだろうな。。


これまでのmethenyの音楽で最も美しい調べ
を持つ一曲。


比較的に最近のjazzyなアルバムから。
静かなる祈りを捧げたい夜。





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