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3月, 2017の投稿を表示しています

ヤコブの梯子の恐怖

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雲間から放射する太陽光線の景色を写真な どで目にする事がある。 西洋ではこの美しい光景の事を 「天使の梯子」「ヤコブの梯子」というの だそうだ。 シェーンベルクが作曲したオラトリオ 「ヤコブの梯子」 そのタイトルから宗教色の強い曲なのだろ う、と思いつつ先日アルバムを購入した。 プレイヤーの再生ボタンを押す。。。 "無調"の音色が流れ始める。。。 ひとつの音階が他の音階と調和する事が ない"無調"の世界。 最近、すっかり愛聴盤になってきたベルク 作曲の゛ボツェック゛と似た曲とも思ったが 客観的な距離感を置く事が難しく、聴いて いる間中、常に精神を揺さぶられるような 落ち着かなさを感じさせられる曲。 40分程の短い曲だがその終盤に差し掛か ると本格的にその怖さが迫ってくる。 何度か途中で音楽を止めようとすら思った。 音楽を聴いてここまで怖い思いをするのは 初めてかも知れない。改めて歌詞の日本語 訳を見る。。 第一次世界大戦により死に直面し後にナチス により迫害を受けたと言われる芸術家の狂気 の世界がそこにあった。 <耐えられない、この圧迫……!   重くのしかかる、この圧迫!   何という、ひどい痛み!   身を焦がす憶れ……!   熱い感激……! 偽りの成就……!   暗滲たる寂しさ……!   形式への強制! 意志の否定……!   幸福を得るための嘘!   殺人、盗み、血、傷……!   所有、美しさ、享業……!   虚栄の喜び、自己の感情……!> Die Jakobsleiter / Arnold Schoenberg 全般ランキング にほんブログ村

ダスビ定期演奏会2017

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第24回定期演奏会が先日の3月12日に開催 された。タスビの演奏会を聴きに行くのも 今年で5回連続である。 ある記事を見ていたら、今の音楽の教科書 に鑑賞の参考曲としてショスタコの交響曲 が載っているのだそうだ。 (交響曲第5番第4楽章) 曰く、 「押しも押されぬ古典的大作曲家となった」 とか。。 ショスタコの音楽がどんどん市民権を得て きているような気がする。1人のファンと しては嬉しい限りだ。 さて、、今回の定期演奏会について。 演目は以下の3曲だった。 E.ドレッセルのオペラ《哀れなコロンブス》  のための序曲とフィナーレ 作品23 交響曲第1番 作品10 交響曲第12番《1917年》 作品112 今回はほぼ40分間、ノンストップで演奏さ れる交響曲第12番も楽しみだったが、 第1番の演奏も楽しみにしていた。 最終楽章の華々しいトゥッティでの爆発を 想像するだけでもワクワクするものがあっ た。 最後は若干、テンポ飛ばし過ぎ、行き急ぎ 過ぎな感がなくもなかったが、そこに至る までの聴かせ所のツボはしっかりと押さえ た演奏だったと思う。 当日のダスビの演奏の傾向に若干似た演奏 をYouTubeで見つけた。 マズア指揮LPOの演奏。 似ている?私の気のせい?。。。 Kurt Masur Shostakovich Symphony No. 1 第12番はもう熱演としか言いようがない演奏 だった。4楽章形式の約40分間を切れ目なく 演奏する曲である。 チェロとコントラバスによって始まる序奏 から音域を高めていき一気に強奏部に発展 する。ここの出だしの音域の重厚さがない と魅力が半減する曲だが、今回もダスビは やりきってくれた! さすがに終演直後は、燃え尽きた感があり、 ぼろぼろ寸前の表情の演奏者の方もいたが もう天晴!である。 ちなみに、この12番という曲。 演奏している人が不明だが、YouTubeに良い 演奏の音源がUPされている。 Dmitri Shostakovich - Symphony No. 12: The Year 1917 来年は交響曲第11番とヴァイオリン協奏曲 第1番である。もう、絶対!はずせない! 全般ラ

今年最初のなんだかなー

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■北と大統領と… 北とアメリカが戦を始めるんじゃないか?、 との噂が少しだけ流れた。 やるんだったら2人だけでやって欲しい。 大勢の尊い命をかけるような戦はして 欲しくない。 「北で1人だけグルメ豚」VS 「金のカツラ疑惑」。 自分の気が済むまで殴り合えばいい。 この前のミサイルも秋田県間近に落ちたが 寸止めするような技術力は元々ないんだか ら、ポンポン!次から次に止めて欲しいと 言っているっちゅーに。。 気にかかる事といえばお隣のお国の動向が 見えない事。自国の不都合は絶対に認めよ うとしない国家主席。 どうにも不気味で仕方ない。 ■美容外科? このお方のCMが流れる度に私は。。。 美容外科の紹介ではなく、自分の富豪ぶり を自慢しているだけの内容にしか見えない。 大トロを茶漬けにして昼飯を食う? そのお値段3万円?金が余って仕方ない? それはそれで本人の勝手なのだが、自慢げ な顔を公共の電波に軽々しく乗せて欲しく ないものだ。 その前に何故この世の中、美容外科の需要 がそこまで高いのか? 致し方ない事情をお持ちの方も中にはいるの だろうが。。理解し難い。 ■100時間とは。。? 最繁期の例外時に月100時間未満?以下?を 基準として残業時間を規制?する方向で合意 した? この方に言わせると「画期的!!」な取り決め なのだそうだが、何を上の方だけで勝手に 決めているのだろうか? そもそもどこから100という数字が出てきた? 「100時間程度の超過勤務で体を壊すなんて   情けない」 と、のたまわっているお偉いさんもいるんだ とか。 100時間も余計に働く事でどれだけ神経を すり減らす事になるのか、、少しは理解し た上で物事を決めているのだろうか? きっと他人事ですね。。。 ■騎士団長殺し つい最近、村上春樹氏の新作が発表された。 が、世間に漂う空気に妙な違和感が…。 なんだか静かなのだ。 ここ最近になってあるFBグループに、この 著書に対する批判が取り上げられた。 なるほど…。 Amazonの評価も見る、、ボロクソだ。。 村上氏が投じた一石は余りに重かったの かも知れない。 私自身

昨今の業界事情

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その仕事の大変さが報われない業界として 老人介護業界と共に最近、運送運輸業界が 取り沙汰されているニュースを見るように なってきた。 考えてみるとネット販売が度を過ぎて便利 になってきている昨今。自宅で欲しい品物 を頼んで、早いものはその日の内に手元に 届く。裏で働いている人のおかげである事 を気にかけている人がどれだけいる事か。 配送時間指定ができるのもありがたい事だ が荷物を運ぶ側の人にとっては相当な重荷 になっているようだ。日に2度も3度も同じ 送り先住所に立ち寄らなければならない事 もめずらしくないそうだ。 そんな業界の人手不足が深刻な問題になっ てきているという。 昔、トラック野郎という映画をやっていた 当時の全盛期には年収が1,000万を超える トラック野郎もいたのだそうだ。 いまではトラック運転手の平均年収も当時 から半減、その反面労働時間は不規則化し て就労時間だけが嵩むといったブラック業 態化が進んでいるという。 運輸業界で働く人の待遇面の改善しように も今より高い運送費用をお客様に課すわけ にはいかない、という事情も複雑に絡んで いるようだ。 便利な世の中になればなるほど底辺で支え ている人達にどんどん重荷が課される今の 社会構造の実態。全ては会社同士の競争で 如何に利便性を追求していくか、なのだろ うがそろそろ程を弁える時期になってきて いる気がする。 と、考えていた矢先に黒ネコが…。 何かの伏線だったんですか?。。 日々の出来事ランキング にほんブログ村

ラーメン屋という名のラーメン屋

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今のマンションにも住み始めて約20年以上 が経つ。それだけの月日が経つとこの地も 第2の故郷のようなものである。 B級グルメの中でラーメンが何より大好き。 最寄り駅の傍に「ラーメン屋」という名の ラーメン屋があり長年通っている。 世の中、色々な趣向を凝らしたラーメン屋 が多い。トッピングにあれこれ、、スープ にあれこれ、、麺にあれこれ、、 それはそれで良いと思うのだが、最後には この店のラーメンに戻ってくる。 食べていると、なんだか落ち着くのだ。 毎回頼むのはごく普通の醤油ラーメン細麺。 ひとすすりスープを味わってからテーブル 備え付けの豆板醤と、おろし生ニンニクを 少々。。。 得も言われぬ極上の味わいになる! 店を切り盛りしているのは大将とあかみさ んのお二人。どことなく梅宮辰夫のような 雰囲気を持つ大将。 「おれはさー!  味については毎日研究を怠っていないん  だよ!!」 と豪語するだけの事はある。 未だに全く飽きを感じさせない味。 店の中は分煙室などお上品な部屋はない。 満室時は煙草の煙がもうもうと立ち込めて いる。店構えも今流行りのこじゃれた感じ はなく若い女性など一人で入り辛いったら ありゃしないだろう。 でも使い込んで良い案配に汚れた店の雰囲 気が私には安心できるのだ。 「江戸川台」駅西口から徒歩3分。 コクの効いたあっさりラーメンを食べたい 時には絶対のお勧め。 注意は安易に「大盛り」を頼まない事。 「食えるもんだったら食ってみな!」 と言わんばかりの爆!!盛りが出てきます!! シンプルライフランキング にほんブログ村

おいこら!野田線!

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今に始まった事じゃないが、、 実に他線との接続が悪いのである。。 東京方面からの帰宅時、柏駅で野田線に 乗り換える。 JRのホームから野田線のホームに移動する と、ほぼ毎回私が野田線のホームへの階段 を降り始めた所を見計らったよ~~に、、 電車が出て行ってしまう事が、ままある。。 わざとじゃないかとすら思う。 「おおたか」でのTXとの接続も悪い。 腰を患ってから「小走りに急ぐ」という事が できなくなった。 所詮は田舎のローカル線。 人の乗り換え事情も考えてダイヤを組んで 欲しいものだ。 自称「アーバンパークライン」 でも他線では 「野田線にお乗り換えの方は・・」 と案内放送を流す。 カタカナにして少しは洒落た感じを出そう と考えたのかも知れないが、周囲は認めて くれないようである。 またダイヤ改正が近々行われるらしい。 今度は期待していいんですか? 最近、イライラし過ぎですか?。。 日々の出来事ランキング にほんブログ村