数十年ぶりの府中行脚?
ダヴァーイの定期演奏会を聴きに、 先日、東京の府中まで出かけた。 「府中か、遠いよなー、どうすんべかなー」 と迷っている中、学生時代に府中に在住して いた旧友から 「行かない?」 とのお誘いを受けて 「行く♪(ぱん君か♪)」 当日は常磐線の地獄のような運行ダイヤ大 混乱の中、やっと、の思い(約1時間遅れ) で府中の会場に到着。(府中の森芸術劇場) 最近、、 信号機故障とか多過ぎじゃないですか?。。 まったく。。 #置いといて。。 今回の演目はハチャトゥリアンのバイオリン 協奏曲とプロコフィエフの交響曲第6番。 両方とも知らない曲だったので、予習のため YouTubeで良さげな音源を集中的に聴く事、 数回。 バイオリン協奏曲は少し独特な癖があるもの のすぐに馴染む事ができた。特に第3楽章の 華麗にスキップするようなヴァイオリン・ ソロの旋律が印象的。 が、プロコの方はなかなか苦戦を強いられた。 掴み所がなく所々、プロコらしい馴染みの 節回しが顔を出したと思ったら、すぐにその 曲調が空中に霧散する。。 と表現すれば良いのだろうか。。 プロコフィエフのこだわり? 反逆精神? それとも単なる変人? そんな予習状況の中、当日生演奏を聴いた。 以前にも取り上げたが、相変わらず上手い 素人オケ集団である。 プロコの終楽章の爆発的な追い込みなどでも さらっとやってのける辺り、 ただ者じゃ~ない。。 太鼓の皮が破れてしまわないか少しだけ心配 だった。 なんとか組曲の初演時のように。。 (たこさん証言より) ヴァイオリンソロの音色も出だしの数小節が 聞こえ辛かったが、 とても繊細な音色がホール内に響いていた。 どこから見ても風貌が「や▲さん」にしか 見えない方が繊細で美しい音色を聴かせて くれていた所に何とも言えないギャップを 感じてしまいました。。 終演後の拍手に応えるため、何度かステージ に登場する時も歩きが思い切り、 「がに股!」だし。。 まぁいいか。。大きなおせわ。。 とても個性が強い方と言った方が良い? 遠い道のりを経て聴きに行った甲斐があった と本心から思える演奏会だった。 帰り