素人オケの爆発力たるや…

「やったろぜ!」という意味のロシア語
"ダヴァーイ"という名のオケの定期公演
に先日初めて足を運んだ。

ショスタコのみならずロシアの作曲家が
作った音楽を主に取り上げる素人オケと
の事。なぜロシア系にこだわるのか?

「だってこういうのが好きだから…」

これ以上は無いとてもわかりやすい
お答え。。。

場所は錦糸町のトリフォニーホール、
入場料1000円。

実は正直言うと最初はあまり興味を覚え
なかった。演目を見て躊躇した。。
タコの10番。
タコ大好きな私にとってこの曲に限って
は幻滅させらるような演奏だけは聴きた
くない、という強い思いがあったから、
というのが、その躊躇してしまった理由。
。。そんな中、開演日が近づいてきた
ある日、ネットでこのような書き込みが
されているのを目にした。
結局どこかで気にはなっていたという事
なのね。。

「…でね、なんだか知らないけど、ここ、
 みんなベラボーに巧いのよ。(略)
 正直言うとオケの面々の

 「オレはうまいんだぞ!」

 って我の方が曲よりも大きく聴こえて
 きて感心はしたけど、💀…。
 でも、まぁ、半端なくうまいからもう
 一度…。
 お世辞抜きに素晴らしかった!💛」

ほー。。。

これは確かめない手はないでしょ、、と
いう事で即、行く事に決めた!

当日直前、悪くしかけた腰をかばいなが
ら錦糸町まで出掛けた。
開演前、壇上を見るとダスビのメンバー
が、ちらほら…。
やはりね…。

13:30開演。
オケのチューニングが始まる、、あれ?
始めの所、音程が合ってない?大丈夫か
…?メンバーの中に苦笑いのような微妙
な空気が伝搬する中、
指揮者の方がゆっくりとした足取りで
悠然と壇上に登場。

指揮棒を振り下ろした瞬間、確信した。

「これは巧い…!!」

この日、最も衝撃的だったのが二曲目の
交響曲第1番(ポポフ作曲)。
普通、3曲で構成される定期公演の場合、
2曲目には30分程度の曲を挟んでその後
休憩、最後にメインの曲を時間をかけて
タップリ演奏、というのが通例だと思う
のだが、まさか50分程の長大な曲を間に
挟んでくる、とは思わなんだ。。
曲の冒頭を聴いて「オネゲルの典礼風!」
と思ったのもつかの間、曲想がどんどん
凶暴化、絶叫音が錯綜して巨大な波動の
固まりとなって襲いかかってくる…。

第一楽章で「ffff!(こんなのある?)」
ぐらいの音量MAXが延々と20分程は続いた
のではなかろうか、、
呆気に取られてしまった。

「この曲凄いでしょ?
 で、演奏している私達も凄いでしょ?」

といったドヤ顔のチェロ奏者の若い女の
子が前列にいた。。
「参りました。。」、ただただ降参、、

この曲との出会いは、私にとっても大き
な意義を持つものになりそうだ。

休憩後のタコ10番。

ゆったりとしたテンポで第1楽章が静かに
始まる。素人の技を超越した弦の音色の
ふくよかさ、深さ、美しさ。。

第三楽章のホルンなど、各楽器の独奏部
分にさしかかると音の出し損ないが所々
であったものの第一ヴァイオリンのコン
マスの女性の方が奏でる美しい音色には
思わずうっとりさせられた…。。

さすがに跳ばしてきた分、疲れてしまい
ましたかね。。

疲れがピークになっても、
指揮者の方がクレッシェンドー!!を
要求する、オケメンバー達がその要求に
確実に応える!
まったく素晴らしい素人の集団がいた
ものだ。

次回もいく!

と思ってパンフレットを良く良く見た所、
次回は府中との事…。
府中は遠いよな~、都内でやってよ、、
都内か。。

でもこのオケがタコ4番をやる、という
のであれば、どこにでも行きまっせ!
錦糸町の前は横浜だったとか。。

その放浪癖だけ、早く治してくれないか
な。。


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