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10月, 2017の投稿を表示しています

僕の腕時計

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20歳代の後半、仕事以外で外出する時の 服装に凝っていた時期がある。 お値段もまぁ、それなり。 夏用セーターx万円 ズボンy万円 カジュアル革靴z万円。。 冬になると革ジャンw万円。。。 今の金銭感覚と0が一桁違っていた。 渋谷『○I○I』の当時顔馴染みになった お店にせっせと通って服を買っていた。 腕時計もある日、良いものが欲しくなり 。。でも外国ブランド嗜好は全くなく 。。GUCCIとかなんとかどうでもよく、、 「精密機器はやっぱり日本製でしょ!」 ということで SEIKOのそれなりに高価な腕時計を購入 した。 SEIKOの*(アスタリスク)! ほら。。誰も知らない。。 :p でもお値段は当時、約10万円也。 それから25年間使い続けているが、 バンドが切れる事もなく、未だに数秒 程度の誤差しか生じない正確な時を 刻み続けている。 買った当時の見た目の輝きは無く なってきたが、 自分の身に着つけずにいられない 存在になって久しい。 結婚前に婚約指輪を作ってもらった 東京六本木のマンションの一室を工房 にしている宝飾職人の方が私の腕時計 を見て、 「綺麗な時計をしてますね」 と言ってくれた事があった。 #その工房でばったり出くわした芸能人 #テレビで見るそのまんま、の人でした。 良いものは長く使えるしその分愛着も 深くなる。 最近に買った物でこれから長ーく、、 付き合えていきそうなものは、 さて何だろう。。 by  親父が若かりし頃の『モボ』ぶりに       最近驚愕した息子より・・

40型

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10年使ってきたTVが先日ついに、、 「寿命尽きそうです。。」 なる症状を見せ始めた。 (シャープのAQUOS 32型) 朝、テレビをつけると、あの 「局の電波装置故障のため  暫くお待ち下さい~」 的なモザイク入りの静止画のような 物が映る。 (記憶までアナログ。。) そのまま5分すると、完全に画面が ブラックアウト。 でも、そのまま放置していると映像が 復活する時もあるのだそうだ。。 (かみさん曰わく) 夜帰宅するとなぜか普通通りに画像が 映っているし。。 最近、あまりテレビ番組も観なくなった が、音声だけ、、というのも 何かと不便な思いをする事もある。 まぁ、生活必需品のひとつという事で 買い替える事にした。 最近の液晶テレビなるものに思う事を いくつか。。 ①同じ32型を買うのもどうか?と思った  のでワンランク大きな40型にした。  40型の日本製テレビというと、  シャープと東芝からしか出ていない  のね。。そんな事もない?。。  結局同じシャープのテレビ(AQUOS)  にした。 ②4K対応にするかどうか店頭で大いに  迷った。  で、結局は非対応機種にした。  来年末から4Kの映像電波が流される  らしいが地上波が対応する予定は無い  らしい。  時々BSを見ない事もない  (CSは見ない、というか見れない…)  が4Kの次は8Kと上を見たら切りが  ない。  4Kとか8Kとか、特定のチャンネル放送  を見ない限り、無用のものだし、  自宅マンションに引き込んでいる  ケーブルテレビが対応するかどうかも  良くわからない。。  考えている内に面倒臭くなってきた。。 ③ 本体のお値段が安くなったものだ。。  2017年秋の最新モデルなのに店頭価格が  8万円を切るお値段。  そこから1万円ちょっとディスカウント~。  値切りの交渉をしている時が買い物して  いて一番楽しい。  いずれにせよ、10年前には考えだに  できなかったお値段だ。 ④お値段に比例してテレビ本体も軽く  なった。  あまり軽いのも有り難みに欠けるような  気がする。 ⑤ 画質は人の目に優しくない程、

本に恋する季節

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読書の秋。 地元の図書館で読書週間として 『本に恋する季節』 と銘打って色々な自己エピソードを公募 している。 これまで本を読んできて文字通り(?)、 本の中の登場人物に一瞬で心惹かれる 思いをした一冊がある。 大沢在昌の「秋に墓標を」。 #意味、取り違えているか?・・ 冒頭で主人公と「杏奈」が出会う場面を 読むだけで眩しいばかりの美しい女性が 突然目の前に現れて、はっ!と息を飲む 思いを主人公と共有する。 一気に本の世界に引き込まれる。 私にも一つだけ遠い思い出がある。 20年程前の事。娘がまだ幼い頃の事。 水遊びがとにかく好きな脳天気娘だった。 夏盛りの時期に鹿児島に帰省した折、 近所の鹿児島アリーナの噴水広場で びしょ濡れになり、はしゃぎ回っていた娘。 そんな娘の様子を傍らで見ていたら突然、 後ろから声をかけられた。 「お元気な娘さんですね。(笑)」 声がする方を見上げると見知らぬ女性の 方がにこやかな顔で立っていた。 「全くその通りで、、」 という思いで笑いながら会釈だけ返した。 、、で10秒位経った時、 「ちょ!、ちょ、、ちょっと待った!」 今見たばかりの女性の方の美しい容姿が 私の脳回路の中でやっと実像を結んだ。 慌てて立ち上がり周りを見渡しても そのような方の姿も形も見えず。。 どこかで見たような雰囲気を持つ方だと いう思いだけが残った。 噴水広場からの帰り道、ずぶ濡れの娘を 抱っこして帰宅。 おかげ様で私までずぶ濡れ。。 お風呂に直行ー! 「たっしーん!」 本の話からだいぶ脱線したが、そういう 謎めいた女性との儚い唐突な出会いの 思い出は私にもあるのだ。 若い頃にはね。 「だから?」。。 話を戻して、、 私と同年代の男性諸氏には是非一読を 薦めたい一冊。 10年から20年前の大沢在昌の本には 神懸かり的な面白さがある!