1周忌を終えて


父が亡くなって1年が経つ。
時が過ぎるのは早いものだ。
1年なんて、あっという間に過ぎてしまう。

1年前の早朝4時。

母からの急を告げる電話で叩き起こされ、
jetstarの朝一便に間に合わず、、

『空港内の移動でバスとか使っているから
 遅れるんでしょうが!、、』

空港の地上係員と少々揉めたが、結局夕刻まで
成田空港内で足止め。。

去年の10月15日の出来事だった。

それから自分が病院に3泊4日した後の
18日に父が息をひきとった。

今年は16日の昼過ぎの便で帰省した。
1周忌はごく身近な親戚ばかりに声をかけて、
西本願寺の城西出張所で執り行った。

ここの住職は未婚の若い方なのだが、
法要の念仏が終わった後に説く法話が
実に良かった。
出席した親戚の中にはこの法話を聞いて
涙ぐんだ方もいらっしゃったぐらいだ。


1周忌も無事に終了してお寺の広間を借りて
昼食会。

会の始まりに挨拶を頼まれていた。

『本日は晴れて暑なったり、雨が降ったり、
 (へ、が降ったり!(笑っ) by 陽気な
 ぺちゃくちゃオバチャン…)で、
 お忙しい中、誠にありがとうございました。
 
 後略 ... 』

従姉妹の中に40年前に美形と誰もが認める
方とも40年ぶりに顔を合わせた。
華麗だった美少女が逞しい母親になっていた。

時というものは、たまに酷だ。。

でも別れ際に満面の笑みを浮かべて私に手を
一生懸命振っていた姿に40年前の面影を
はっきりと見た。

来年は3回忌になる。
法要がある10月に合わせて帰省するつもりだ。

何かある度に思い出すと涙ぐむ昨今。
夢の中に父はまだ現れてくれない。

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