定年退職を考える

57歳で早期定年退職した親父と同じ年齢の
毎日が過ぎる。いよいよ本腰を入れて考え
る時期になってきたような気がする。

『これからどうやって生きていくのが良い
 のだろう。。』

その答のヒントを少しでも貰うために、
この本を見つけて先日購入した。


この本の著者だが、輝かしい職歴の持ち主
である。伊藤忠、SONYなどの取締役を遍
歴してきており、現在も人材紹介会社の
代表取締役社長を勤めている。
1935年産まれなので御年80歳を越える方。

『自分の優雅な生活には関係ない事なので
 他人を適当に見下して書いているだけ』

という意見もネット上のレビューに見かけ
る。

でも私はそうは思わなかった。

人材紹介のプロが言う事は真摯な気持ちで
その考え方を受け入れた方が良い所がある。

著作権に抵触しない範囲?。。でこの本に
書かれている要点だけを簡潔に書き残して
おきたいと思う。

#簡潔に纏められているのか?
#そこが問題。。

①いまや90、100歳まで普通に生きる時代。
 定年退職した後の長い年月をどのように
 して生活していくのか。

②企業年金機構の破綻など昔のように年金
 だけで悠々自適の生活は望むべくもない。

③体が動く内は職種は問わず一生働くべき
 である。

④一生の間の仕事には第1ステージと第2
 ステージがある事を認識すべき。
 第2ステージへの移行準備は55歳前後に
 は考えておきたい。
 第2ステージへの準備とは、
 即ち大型借金の清算などである。
 住宅ローンの完済、etc。
 長い人生を考えた場合、
 早目に第2ステージへの生活移行を考える
 べき。

⑤第1ステージでの職位、所得など同じよう
 なプライドを引きずってはいけない。
 第2ステージで職を見つけるのが困難に
 なるだけ。

⑥定年後の雇用延長はすべきではない。
 なぜならば。。。

など書かれている。

これ以上の詳細は実際の本の中で。

私には大変参考になりました。

読み返す度に長い目で見た自分の一生は
今現在の自分の決断次第である事を痛感さ
せられる。

その機会が遠からず訪れそうな気がする。



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