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12月, 2017の投稿を表示しています

新ウィーン楽派からの誘惑

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最近、週末になる度に新ウィーン楽派の 音楽を聴きながら油彩画、水彩画を描き たい衝動にかられる。 『ながら聴き…』 あまり褒められた音楽の聴き方ではない とは思うが、 絵を描き始める前、ベルク作曲の歌劇 『ルル』全曲のアルバムを毎回のように かける。 この曲がないと絵画を描こうという気持ち が動かないのだ。。。 アルバン・ベルク:歌劇“ルル”全曲 P.ブーレーズ指揮パリ・オペラ座管弦楽団 CDの1枚目が終わり、2枚目、3枚目と 知らぬ間にアルバムを通して聴いている。 オペラの細かい粗筋まで理解する事なく ただ不協和音の響きが醸し出す冷ややか な音だけが存在する空間に身を委ねる。 『ぎゃーー!』 『あぁあ”---!』 という絶叫が所々で入るオペラ曲。 さすがに絵筆の動きが止まる。 音が外漏れしていないか気になる。 まったく。。 危険なオペラ音楽。。。 やがて絵筆をとって2時間も経つと だんだんと毎回の様にうまくいかなく なってくる、、イライラし始める。 そんな気分に音楽が拍車をかける! 有り得ない箇所に有り得ない色の絵の具 をぶつけたくなる! 小休止を入れつつ3時間も経過すると そろそろ限界。一桁の号数の絵を描く だけで結構、精神的に消耗するものだ。 最終的には100号超のキャンバスに絵を 描く事が大目標。 そんなでかい絵を描くためのイーゼルも 持っていないし、 今の所、置く場所もない。 独学だけでどこまで登れるのだろうか。

目のピントが合わせづらい

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近視(裸眼で両目とも0.03…)から老眼に なり遠近両用眼鏡をかけて久しいが、 それでも目の前の物を見ようとする時に 目のピントが合わせづらくなる事が多く なった。 特にA4紙に印刷した字を読もうとすると 四苦八苦(ほぼ七転八倒…)する事になる。 眼鏡をかけたままだと上目使いでも下目 使いにしても何だかピントが合わず。 眼鏡を上下にずらしてもピントが合わず。 ・・・ 眼鏡を外して紙を目のすぐ前に持ってきて やっと焦点が合い一息つく。 外出先でパソコン、スマホを見る時には そんな事もないのだが、、 (時々はある…、いや、ままある…) 自宅ではできるだけ眼鏡を外して過ごす。 スマホを触る、食卓テーブルに座って 朝晩飯を食べる時も眼鏡を外す。 本を読む時にも眼鏡を外す。 焦点が合おうが合うまいが裸眼になる 時がやはり落ち着くのだ。 レンズの部分がパカッ♪ と上に持ち上がる眼鏡が確かあったよね。。 それ欲しいあるよ。。 あと3年したら還暦。 腰は痛いし足は痛いし、、 でも痛いなりに週末は欠かさず身体を 動かすようにしている。 汗をビッショリとかくようにしている。 あー。 今年も1年が終わろうとしている。 見た目だけでも若い年寄りになれます ように..。

携帯アップデート

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毎週毎週、携帯アップデートが10件以上 溜まる。 何をそんなに頻繁にアップデートする 必要があるのか不思議、、 、などと言っていたら最新の時流から 取り残されるのだろうか。 仕方がないので週末毎に自宅Wi-Fiに 繋いでアップデートを行う。 毎週の繰り返しともなると何だか面倒 臭い。。 会社仲間の内でもスマホを使い始めた のが一番遅かったのがこの自分。 スマホというものに、まったく興味を 持てなかった。 そうは言っても周りの人が皆スマホを 使い始め、3Gの電波も近い将来止まる ような話を聞いて仕方なくスマホに 切り替えたのが2年前の事。 最近バッテリーの保ちが気になり出した。 ガラケーの様にバッテリーパックだけ お手軽に取り換える事もできず、 本体丸ごと買い替えるしかない。 携帯関連会社が儲けるうまい仕組みが できているものだと思う。 『携帯アップデート、データ通信を頻繁に  行なわせてコンテンツを提供している  事業者の景気も向上させよう。』 『どんどんバッテリーを駆使させて  本体丸ごとどんどん買い替えさせ  よう。』 などという狙いがあるのかどうなのか…。 経済を活性化させるひとつの方法としては 間違っていない様な気もするが、 どこか違っていると思う。。 最早、修理するよりも新しい物を買った方 が安上りの時代。 物を永く大切に使っていくという精神が その内、忘れ去られるのかも知れない。

おい!急停車?

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金曜日の夜8時を少し過ぎた時。 柏駅から野田線に乗って出発したと 思いきや急停車!... ホームドア故障を知らせるアラームが 鳴ったのだそうだ。 すぐに発車してくれたので良かったが 今週火曜日の朝は酷かった。。 ほぼ始発の電車で車両故障が発生、 それから1時間後の朝の6:30頃に駅に 着いたら既に運転見合わせ。 プチ氷河期か?と思うほど冷え込む中、 振替輸送するための京成バスも定刻より 20分近く遅延。 おおたか駅に向かう道路も自動車で溢れ、 大混雑。 8:00を過ぎて、ようやくおおたか駅に 到着してTXに乗り職場に向かうことが できた。 まだ、私は幸運だったようだ。。 金曜日の急ブレーキがあったその前日の 夜中。終電前の0時30分頃。 今度は人身事故のため乗客が1時間30分 ほど電車の中に缶詰め状態になっていた そうだ。 野田線沿線の住民には受難の一週間 だったようだ。 人身事故は仕方がないとしても車両 故障とか駅施設の故障とか、、 最近頻繁に起こっている気がする。 沿線の住民も増えてきて会社の懐事情 も潤っている筈。 なんとかしてよ。。

年末恒例のドタバタ

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今年もそろそろ年の瀬。 毎年のように世間が騒々しくなるが 今年は去年より更に騒がしい。。 ◆次から次に大企業のお偉いさんが頭を  下げる。狡い真似をしてもバレないと  思っているのかね。。。  事件をテレビで取り上げられなくなる  とすぐに忘れ去られる国民である所  まで計算済み?  「人員不足です…」  定年退職を迎えてパイロット不足になり  路線閉鎖したLCC航空会社がありました  が資格不足、経験不足の人員を安易に  あてがっては欲しくないものだ。。 ◆もはや国技ではなくなりつつある相撲  界がなにかとギクシャクしてきた感が  ある。  「引退だけは何としても避けたい!!」  と言っていた横綱があっさり引退声明。  暴行を受けたと言われる力士の言動も  何かハッキリとしない。  親方は目を「ギョロギョロ」させる  だけでダンマリ。  相撲協会理事との確執が見ているだけで  伝わってくる。  本当に悪かったのは誰なんだろうか。 ◆今年1年を漢字一文字で表すと   「北」・・  という投稿があった。  納得できるが全く笑えない。  有事に備えて軍事演習とか  莫大な国家予算を使い、更に  「その時が来たら守ってやるから…」  と大量の兵器を買わされる。  本当に必要な介護福祉事業、年金など  庶民生活に直結した様々な問題にまわす  予算は不足なのだとか。  どこかの大統領の言いなり、  振り回され放し、、  選挙をすれば野党が勝手に自滅して  勝利宣言?  選挙に行くのが馬鹿馬鹿しくなって  くる。  ここに来て北が安保理に出席すると  いう異例の事態がニュースになって  いる。  これまでの繰り返しの様な発言で  終わらなければいいのだが。。 ◆誰が結婚しようが離婚しようが、  関係ない話なのだが、  ここまであっけらかーん!  とした離婚会見を見せつけられると  イヤでも鼻につく。。  「離婚を勝ち取りました~!」    記者会見の場で実家の母親に電話で  報告?  やる事、おかしくないですか?  相当に悪い旦那なのかも知れないが  一方的になんだ

オペラとフライパン

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「オペラとフライパンの違いもわからない  状態になってしまった」 90歳を超えてすっかりボケてしまった 老画家の様子を村上春樹氏はこう表現 した。 オペラとフライパンの違い、、 何を暗喩(メタファー)として表した かったのだろう。 すっかり長寿国になり、100歳超えた 方の存在も最近はめずらしくなく なってきた。 「いつまでも元気でいたいよねー」 と週末毎にもうすぐ80歳のお袋と話を する。 老後も活き活きと過ごせる様にする 為にはどうすればいいのか。 時々テレビ番組でもこのテーマを 取り上げて特集を組んでいるのを 見かける。 ①いっぱい人と喋りましょう。 ②良く笑いましょう。 ③好きな事を続けて常に頭を使いま  しょう。 親父と叔父貴(親父と同じ年齢)の 様子を見ると常日頃からいずれかの 条件は満足していた筈なのだが 90歳を迎えて健在だが相応にボケて しまった。。 ④音楽をいっぱい聴きましょう。 というのが確かあったような気が する。 親戚の中で唯一クラシック音楽を こよなく愛していたハイカラな 叔父貴がいた。鹿児島に帰省して 会うのが楽しみな叔父だった。 でも連れ沿ってきた叔母 (笑顔が素敵な叔母だった…)が 癌のために60歳を少し過ぎた頃に 他界。それから長い時間、叔父貴 一人での暮らしが続いたが、 モーツァルトの音楽がいつも家の 中で流れていた。 美しい旋律を独りで寂しそうに 聴いていた叔父貴。 でも最期の数カ月を迎えるまで ボケなかったと聞く。 好きな音楽の好きなフレーズを 聴いていると脳内に白いものが 混じり込んでくるのを感じる。 脳内麻薬物質が分泌されている。 この快感をこれからも長く享受 できる様に大切にしていきたい ものだ。 案外ボケない為の最強の特効薬かも 知れない。 それにしてもオペラとフライパン、、 語呂合わせとしての面白みだけ ではなく、裏に何かが隠されて いるのを感じる。 屋根裏部屋に日本画の大作が 隠されていたように。。