良く聴くその2

聴く音楽なんてその時の気分次第なので

「良く聴くも何もないだろう、、」

とも思ったが、あくまで最近聴いていると
思われる音楽その2です。

◆マイスタージンガー全曲
(ワーグナー作曲)
ワーグナーのオペラ音楽にすっかり浸水
ブクブク…
心酔してしまった今日この頃…。

年寄りの冗談はつまらん!・・
ショルティ指揮シカゴ響のアルバム。
1995年ライブ録音(DECCA)なので、
ともかく音が素晴らしく良い。
CD1の前奏曲が終わった瞬間に始まる"会
衆の合唱"の部分で早くも雷に打たれた
思いをする。ライブ録音らしく、色々な
方角から人の声が入れ替わり立ち替わり
聞こえてくる所が面白い。

これまで前奏曲部分しか聴いた事がなか
った長大な曲。これから時間をかけて、
じっくりと聴き込んでいきたいと思う。
亡くなる2年前に録音されたショルティの
芸術の集大成。

◆ローエングリン全曲
(ワーグナー作曲)
続いてワーグナー。。
本当に最近中毒気味なのかも知れない…。
カラヤン指揮ベルリンフィルの演奏。
ベルリンフィルの持つとてつもなく強烈
なポテンシャの前にはひれ伏さざるを得
ない。

特にCD4の出だし(第3幕の前奏曲)の金管
のファンファーレの音色の鮮やかさたる
や眠くなりかけの昼過ぎの目も「バチ!」
と音をたてて覚醒する。

◆交響曲全集
(ベートーベン、ブラームス作曲)
ベーム指揮ウィーンフィル。
曲そのものが本来持つ姿、魅力を研究し
尽くして適格に表現し切っているベーム
爺ならでは到達し得た境地、だと私は
思う。だからといって堅っ苦しい所は、
微塵もない。

リハーサル風景の動画を見ると、

「今のところは正しくない」

と言ってオケの面々に対して修正を求め
ている。

自分が持つ音楽に一点の曇りもなく、
絶対的な自信を持っているからに他な
らない証拠なのではないか。

安心して身を委ねる事ができる。

 ◆交響曲第2、5、6、9番
(マーラー作曲)
バーンスタイン指揮ニューヨークフィル、
ウィーンフィル、ベルリンフィル

贅沢に音楽に酔いしれたい時、第2番を
通して聴く。
最終楽章のフィナーレで朗々と鳴響くパ
イプオルガンの響き、合唱、オーケスト
ラを含めた尋常ならざる盛り上がり方に
は、もうすごい…としか言いようがない。

、、とここまで書いておきながら、
今日これから別のアルバムを聴くのか
も知れない。。
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