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7月, 2016の投稿を表示しています

戦争レクイエムとは

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ブリテンが作曲した20世紀を代表する レクイエム、とは、どんな曲なんだろう と、ふと興味を抱いた。 確か数年前に図書館に小澤征爾さんのア ルバムが置いてあり、借りて持ち帰った ものの、最初の数小節だけ聴いて 「あ、、これは自分には合わない、、」 という印象を持った記憶がある。 で、何故かこの曲に今回再び興味を持っ たのだが購入するかどうかをしばし躊躇 してしまった。 理由はこの曲の救いのない重さ、暗さ。。 Youtubeで試しに聴いてみた所、 「うわ、、これは重い…」 と思わずのけぞる思いをしてしまった。 演奏はジュリーニ指揮。 Britten - War Requiem - Philharmonia / Giulini live 今のメンタル的に不安定な自分が、この 曲を通して聴いてしまって大丈夫なんだ ろうか、、と思った。結局、一度抱いた 興味心には抗えず、Amazonの中古CDでお 値段が僅か100円ちょっと…(でも運送代 が300円超?)というアルバムを購入する に至った。 演奏はヘルベルト・ケーゲル指揮、 ドレスデン・フィル。 拳銃自死前の辞世の句にあたるアルバム という評価レビューに引き寄せられてこ れにした。残念な事に如何にも表題通り の安易なジャケットデザインのアルバム であり、如何に正当な評価を受けるに至 らなかった指揮者である事が如実に示さ れている。 自室のオーディオの前に座り落ち着いて 聴いてみると重いだけの曲でもなさそう である。何度か聴いてみようという気に させてくれる。嫌いじゃないかも知れな い。 ただ、荷が届いて最初に二枚組の一枚目 …から取り出して聴いた時、 5番目のチャプタでいきなり発狂!したよ うな音楽に突然変貌して… 「な、な、なにが始まったんだ!急に!」 と腰を浮かせてしまった。 良く見るとCD2が一枚目に納まる場所に 入っておりこちらから先に聴いていた。 CD2の5番目の収録曲は「広島の犠牲者に 捧げる哀歌」ペンデレッキ作曲。まさに 爆弾が落とされた直後の犠牲者の方々の 断末魔の絶叫を聴くような恐ろしい曲で ある。 人間とは戦争を繰り返さずにはいられな い生き物だという事を良く耳にする。 過去

週末の運動

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週末は何かしらの運動をする事を心掛け ている。身体の健康目的というよりも メンタル面において1週間分神経に溜まっ た負のストレスを少しでも減らすために。 有酸素運動になるのだろうか。。? 最近は専らスポーツジムのプールに通っ ている。あまり力を入れるような泳ぎ方 はしない。 浮力で体を「ポニョ~」と浮かせて、手 足をゆっくり、、と動かす。 #バチャバチャしないでも人間の体は水   に浮くのだよ。隣りのお兄さん! ジムで泳ぎ始めたのは、ほぼ20年前。 最初の頃はプールの水に浸かっているだ けで息苦しくなってきたものだ。 その頃の自分からすると、一応進歩は しているのかな? 最近は特に腰のあたりに負担がかからな い様に気を付けて泳ぐ。 ゆったりと泳ぐようにしているが、その代 わりに「ぷち中距離?」を泳ぎ続ける。 平泳ぎで750m、クロールで300m、背泳ぎ で300mを一回あたりのトレーニングでの 運動量の目安にしている。 時間にすると約1時間弱。 若干、気持ち少な目~、にしておかない と折角回復してきた身体が元に戻ってし まっては元も子もない。 でも25m毎のターンを繰り返していると その内、頭の中が空っぽになる。 この頭が空っぽになる時間が何とも言え ない快感になる。 少し前までは10キロのジョギングが主な 運動だった。ある程度のキツメの負荷を かけて身体をいじめていると、その内、 脳内快楽物質が分泌され、気持ち良さを 感じるようになる。身体をいじめるよう な無理は今はできないが泳ぎの時間が終 わり、軽く人工温泉の湯を浴びた後は それなりの爽快感を感じる。 その後、家に戻る前にジムの休憩コーナー に上り、アイスを食べるのも週末毎の楽 しみ。 これが夕飯前の一口目のビール同様、 まいうー!♪ なのだ。 ささやかなる??週末毎の楽しみ。 日々の出来事ランキング にほんブログ村

不可思議なジャケットデザイン

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「グレの歌」というシェーンベルグ初期 に作曲した大曲がある。 シェーンベルグ自身この曲をオラトリオ とも世俗カンタータとも分類していない らしいが、「所作を伴わないオペラ」と いう言い方が一番しっくりきているよう な気がする。 シェーンベルグというと馴染みにくい 難解な曲ばかりというイメージがあるが 例外的に聴きやすいベスト3というもの が世間一般的にもあるらしい。 第1位「浄夜」 第2位「ペレアスとメリザベンド」 第3位「グレの歌」 この「グレ」だが「マラ8」と並ぶ5管 編成の超特大オケ向けの曲であり、 実際の演奏会では、まずはそういう所 に圧倒される曲らしい。 出だしの序奏部分を聴くと清々しい朝の 空気が漂ってくるのを感じて心が洗わ れる。どこかに官能的な甘美な響きも 感じる。 この「グレの歌」を指してワーグナーその ものだと評する人もいる。 聴く度に素直にいいなと思わせてくれる 名曲のひとつだと思う。 ブーレーズ指揮BBC響のアルバムを持っ ており、その演奏内容には大満足なのだ が、アルバムジャケットのデザインを見る 度に何を伝えたいのか悩んでしまう。 黒い木の荒削りの人形のようなものが並 んでいるだけのデザインであり、 曲そのものの魅力を伝える事を目的とし たものではないような気がする。 じゃー、、何なの?・・ ちょっと調べてみようと思ったものの ネット上でも何の手掛りも無し…。 いくら考えてもわからない不可思議を 魅力として伝えたかったのだろうか? 全般ランキング にほんブログ村

青ひげ公の城

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最近、自室でオペラばかり聴いている。 聴きながらいつの間にか寝てしまう事も しばしばある…。全体構成がとにかく 長大。1回で全曲すべてを聴くわけでは ないのだが、どうしても途中でつい ウトウト…。 「ちゃんと聴いていないじゃんか」 と言われると返す言葉もありません。 バルトーク作曲の「青ひげ公の城」、 時間にして約1時間の短いオペラがある。 小澤征爾さんが大病を患い、さいとうき ねんとの初回復帰講演に選んだ曲。 小澤さんの言葉を借りると、 「短い分、中身がギュッと凝縮されて  詰まっているのよ。無駄が一切ない  のよ。容易い音楽じゃないのよ。」 その講演の際の記録動画が残っている。 リハーサルでの静かな終曲間際の小澤 さんの表情を見る度に戦慄を覚える。 まさに音楽に命をかけた鬼の形相から 強烈に放射されてくるオーラ。 こんな言い方は不謹慎だと思うが大病を した後の小澤さんの風貌には得も言われ ぬ凄みが備わったのではないかと思う。 ♪小澤征爾 76歳執念 生の小澤さんの演奏も聴きに行く決心を しておかないと、その内大きく後悔しそ うな気がする。 もう一度、青ひげやってくれないかなー 青ひげは高校時代から思い入れのある 大好きな曲の一つである。その頃は交響 曲、序曲など独唱が入らない曲ばかりを 好んで聴いていたのだがこの青ひげだけ は何故か例外。 現在では高校時代もLPで持っていたブー レーズ盤(BBC響)、ケルテス盤を良く 聴くのだが、今日はフリッチャイの奏で る音を久方ぶりに聴きたくなり手に取っ た。フリッチャイ(青ひげはF.ディース カウ)ならではの独特な青い世界の広が りを堪能する3連休最後の朝。 全般ランキング にほんブログ村

最近のゴルフは?

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最近、おかげさまで腰の調子は悪くは ない。でも絶好調でもない…。 毎週末、整骨院に通って腰の筋肉、筋を ほぐしてもらっている。 1回480円~。 とても気持いい の だ。。 でもヘルニアの部分を押されると、、 うぅぅぅぅ ー。。イ テ テ テ テ テ テ。。   テレビで有名スポーツ選手のトレーナー さんが出ていた。 「ヘルニアなんてわしの手で治らんでか!」 とかなんとか。。 お高いんだろうな。。 きっと。。。 椎間板ヘルニアと分かり、ゴルフクラブ を振ってみよう、、という気持ちになか なか、なれない。かれこれ3ヶ月近く クラブを握ってもいない。 中古、アウトレットだけで揃えた道具と はいえ、なんやかやで4万円程は散財 した道具一式。 このまま、使わずに売り払ってしまうの も勿体ない…。 まー、焦らず騒がず、、 とは思うものの、いつになったら再開し ようという気になるのか。。 球にはまた当たらなくなっているんだろ うなー。折角、感覚を思い出してきてい たのに、、また元の木阿弥である。   自室の奥でひっそりと佇むバッグ 。。 日に当たらなくなり、一層白くなって きた? 日々の出来事ランキング

今週、通勤途中に聴いた音楽

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◆ 月曜日の朝  シュトラウスのサロメ全曲  シノーポリ指揮  ベルリンドイツオペラ管  朝から暑いので気分だけでもひんやり  ?とした涼を求めて…。  月曜の朝からサロメ?。。 ◆夜  ベートーベンの  交響曲第4→7→1番  セル指揮クリーヴランド管  何とも言えない緊張感から始まり、  一気に解き放たれる感じがする出だし  の展開が好きな第4番。  そういえば第4番目の交響曲を好きな  作曲家が多い。  ブラームス然り、  シベリウス然り、  ショスタコ然り、、 ◆ 火曜日の朝  昨日から一転して涼しい朝。  ショスタコの交響曲第10番。  カラヤン指揮BPO(旧盤)。  続けてハイティンクの全集から11番。  まさに「進撃の巨人」。  見た事はないけど、そういうイメージ  を妄想させる曲。 ◆夜  気分的にクラシックから離れて  メセニーのJazzyなアルバムを聴く。  アルバム『KIN』。  UnityBandのメンバー、上手過ぎる ! ◆ 水曜日の朝  シュトラウスの ばら の騎士  カラヤン指揮VPO  今日も涼しい。心地良い朝。 ◆夜  昨日に続き、メセニーの音楽。  アルバム『ザ・ミズーリ・スカイ』  メセニーのギターとチャーリー・ヘイ  デンのウッドベースの2人だけの音の  世界。アメリカの寂寞とした広大な  大地の広がりを感じる。 ◆ 木曜日の朝  今日に不穏なものを感じた朝。  こんな時にはショスタコの第4番で  気持ちを奮い立たせる。  ハイティンク指揮LPO ◆夜  朝から続けてショスタコの第5 → 6番。  「Shostakovich against starlin」の  動画で、この2曲を聴く時の心持ちが  一層、変わった気がする。  第5番のバーンスタインの旧盤に  何となく興味を引かれる今日この頃。  ※翌日にタイムリーな買い物~ ◆ 金曜日の朝  ベームの「ラインの黄金」  まだまだ、聴き込みが足りない  ワーグナーのリング。。。 ◆夜  今週も無時に終わってくれた。  満を持してカラヤンのパルジファル!  あー、、素晴らしきこの世界 ! 日々の出来事ランキング にほんブログ村

今週はヘロヘロの巻き

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今週はなんだかヘロヘロだ。。 毎朝5時30分に起床。 6時15分に自宅出発。 8時少し過ぎに現場到着。  20時~21時帰宅。 風呂入ってビール少々&晩飯食ったら もう既に眠い…。 あっという間に22時をまわる。。 早くも限界。 enoのambientを少々聴いて ばったんきゆー、、、、 味も素っ気も無い毎日だ。 それにしても、日本人は朝早くから 良く働く。 06時過ぎの時点で、電車はギューギュー 少し空いていて座れるかと思いきや ぎゅうぎゅう。。 tochan!ganbare!musumenimakeruna!? そういう路線なんですかね。。。 野田線、常磐線沿線住民の宿命か…。 お陰で毎日、昼飯食べた後の約30分は 爆睡タイムである。 時々、びくッ!となる。 時々「んぅ…?」と変な声が出る。 何気ないふりして、周りをキョロキョロ 見回す、、、 咳払いしてごまかす。。 椅子から立った時に、ふらっときて、 前のめりにばったり。。 両手をついて難を逃れたが、ちょっと 危なかった。。 後ろから見ていて、、 「あーあ、おじいさん、、」 とか笑ってんじゃないよ! 、って、、 そんな輩の写真もないから 似顔絵で、と思ったけど、 。。。似てなくもない。。🐽 日々の出来事ランキング